漁岳
3年前の厳冬期に登った時の感想は「きっつ!」
登れど登れどピークが見えず、本峰はコンパクトながら急登で膝上の雪と格闘しながら到着。その苦労の甲斐あって、極寒大晴天の山頂から望むぐるり360度の大絶景。そういう記憶。
今よく考えたら、冬山ほぼ未経験なのによく行ったなと。
その漁岳へ新しい年度始まりにおさらいしに行ってみた話。
漁岳
漁岳(いざりだけ)は、北海道石狩振興局恵庭市と千歳市および札幌市の接点にある標高1,318 mの火山である。北海道の百名山に選定されている。山頂には二等三角点「漁岳」が設置されている。
Wikipediaより引用
夏山は登山道はなく、漁川を沢登りしなくてはならない。あるいは空沼岳から尾根伝いにハイマツを藪漕ぎして山頂に至る。とまぁ、漁岳の夏山はハイレベル。
冬山の場合、沢登りがなくハードルがぐっと下がるため人気なのです。
ルートはこんな感じ。見てわかるように最後の本ピークがなかなかの急登です。往復5時間半くらいの行程です。
漁川の橋から国道453号線を支笏湖方面に100メートルほど進むと小さい看板が見えます。ここが漁川林道入口。
林道を歩いていくと
冬看板が高い位置についています。ここから本格的な登りの始まり始まり。
息が上がり、太腿が辛くなる頃に
恵庭岳、支笏湖とオコタンペ湖が見えてきます。
ここまできたら景色に励まされながらの登りです。
本ピーク手前を越える辺りから漁岳の姿が見えてきます。
漁岳。天気が良かったこの日はスキーの人やシューの人、雪を求める人が沢山登っていました。
頑張れ私!(;´Д`)ハァハァ
脚パンパンだよー(T_T)
でも真冬より登りやすいじゃないか!と、自分を励ましながら
到着です。この日は年に一度の色塗り中でした。
塗り上がりのきれいになった山頂標識。感謝ですね。
大晴天の羊蹄山
この日のおやつはとても豪華。ろまん亭のコーヒーと共に。暖かい陽にあたりながら良い時間を振り返っていました。3年前の漁岳を思い出したり、こうやって山登りを続けることが出来たきっかけに感謝しながら。
私はマイペースだし、すごい山行ができる力はないけれど、昨年度より新たな多くの景色を見ることができたらいいな。