やっと観に行けたよー。
役所広司主演の『PERFECT DAYS』。
昨日🥸誘ったのだけど「多分、俺それ寝てしまう。『翔んで埼玉』なら良いけど。」←GACKT好きおじさん
翔んで埼玉は、今の私の気分ではないです。
PERFECT DAYS
『PERFECT DAYS』(パーフェクト・デイズ、原題:Perfect Days)は、2023年に日本・ドイツ合作で制作されたドラマ映画。キャッチコピーは「こんなふうに生きていけたなら」。
東京スカイツリーから近い古いアパートに住むトイレ清掃員の60代平山(役所広司)出勤前にBOSSの缶コーヒーを飲み、毎日渋谷区まで自前の軽自動車で古いカセットで好きな音楽を聴きながら移動し、トイレ清掃を磨き上げ、仕事終わりには銭湯の一番風呂に入り、せんべろで軽く飲む。毎日これの繰り返しの中、さざ波が立つ日もあつたり。
ただそれだけ。本当にそれだけ。
めちゃくちゃ静かな映画でセリフも少ない。
だけど、染み入るの。じわっと。
ポップコーンはトリュフソルトバターにした。
ま、映画なので実際のトイレのトラブルはほとんど無いんだけど(公共トイレの掃除をしていた人から色々話を聞いたことがあるので)。あとは役所広司という俳優の美しさもあったり。日本とドイツの合作なので邦画のようで邦画じゃない感もありつつ。
平山が出勤時にカセットテープでお気に入りの60年代70年代の音楽をかけるんだけど、それがとても良い。タイトルの『Perfect days』はもちろんだけど
ああ、ここで『feeling good』が流れるとは。
なんだろう、泣く映画じゃないんだけど、自分の気分にぴたっと来たのか『feeling good』はとても好きなので流れた途端、涙が出てしまった。
初TOHOシネマズすすきの
幸せってそれぞれ。
些細なことをニコって楽しめる、その感覚を大事にしたい。
当分この映画に浸ってじんわりしていたいな。