発酵あんこと同時進行で作っていた味噌。
きちんと作るようになったのは3〜4年前くらいとかで、初めて作ったのは末っ子が生まれた頃だった気がする。作るのは良かったけど、樽に作ったのを毎回小分けにするたび、犬と乳幼児がついてくるのをかわすのが大変だったので一旦やめた。
しかしある時から味噌のパックを買うのが面倒くさくなった。気に入ってた味噌はそこそこ値段したし重たいし空き容器はかさ張るゴミになるし。
タイムリーにもジップロックで味噌を仕込める事を知って再チャレンジするきっかけになった。
- 大豆 500g
- 乾燥麹 500g
- 塩 200g
出来上がり量は約2キロ。測ったこと無いけど、そうなるらしい。
大豆は空知で花農家をしている同級生から届いたもの。今年は立派なさつま芋も一緒に入っていた。いつもありがとうね。
大豆は洗ってたっぷりの水で一晩浸水させる。
我が家の一番大きな鍋がパスタ鍋なので毎回これで煮ていく。圧力鍋があれば早い。中火で水が減ったら差水をして指でつぶれるくらい柔らかくなるまで茹でる。
茹で上がったらザルに上げる。この時、煮汁は捨てないで取っておく。麹と合わせるときの硬さ調節に使うから。お湯でもいいけど、煮汁のほうが旨味とかあるので。やきそば弁当のスープを麺の戻し湯で作る方がなんかしらんけど旨い、みたいな感じ。
フードプロセッサーで潰していく。ジップロックに麺棒でコロコロでもいいよ。
私は茹でたての大豆をつまみ食いするのが子どもの頃から好き。
潰した大豆を人肌まで冷ましてから、麹と塩を混ぜ合わせる。麹は熱に弱いから。
ハンバーグの要領で空気を抜きながらジップロックに詰めていく。角っこを先に詰めて、トントンしながら。あとは小さい樽や容器に入れ、重しを乗せて少し涼しい日光の当たらない場所(冷蔵庫だと発酵しない)に寝かせる。
右は2月に仕込んだ味噌。こんなにも色が違うし、味も違うから面白い。
味噌作り、揃えるものも少ないので気楽に始めることができると思う。お味噌汁って我が家では真夏以外毎日食べるのでコンスタントに仕込んでいる。麹を増やせば甘めの味噌になるし、好みのアレンジもできるようになるし、出来上がり量を少なめにして作ってみるのもいいよ。