『家 ごはんと野球』 亜希
モデルとして、「AK-1」のディレクターとして活躍する亜希さんが、Instagramで2014年から8年間にわたって綴っている日々の記録。
毎日のごはん、家族、仕事…。
辛いときこそ、忙しくする。
日常を変えない。
毎日を繰り返す。
きっと、この中に生きるヒントがある。
ベッド周りの積ん読がタワーになりつつありまして。全部読みかけ。小説の気分じゃないっぽい。
昨年秋に発売になった、このフォトエッセイ。
亜希さんのファンになってまだ僅かですが、清原性の頃から好きなモデルさん。
あまり開かなくなったInstagramも、亜希さんと石田ゆり子さんのだけは時々見ています。
石田ゆり子さんの好きが詰まったフォトエッセイ。時々読み返す。
公共交通機関で読んだら「ンフー」って笑ってしまった。『ハライチ』岩井勇気氏のエッセイ。
さて、亜希さんのこの本。8割がたInstagramから抜粋したものなので、フォロワーの方ならご存知の内容になってしまいます。
しかし、私は『亜希さんの作るご飯(特にお弁当)』が大好きなのに、インスタから遠ざかっていたため大歓迎なのです。女手一つで息子二人を支えたお弁当。これがとても良くて、ノートアプリに保管するほど笑。
亜希さんのご飯も好きなのですが、家族への愛情もまた良い。息子を育てる同世代として、しみじみしてしまう部分もあり。元夫、清原和博氏への同志としての愛情も偉大。
清原氏逮捕によって一度壊れた家庭ですが、再び繋がるきっかけが、息子さんたちの野球。新しいスタイルの家族としての課程が、亜希さんやお子さん達の心情として書かれていました。
4人家族から、離婚、逮捕、そして今に至るまで、文章って正直だなと。だから面白い。
焦げ目がその人の深みを増し、
少し焦げた人生のほうが愛らしい。
焦げ目がついたくらいが人生の本番。
我が家の末っ子も再来月には高校卒業。お弁当作りはいつまで続くのかな。