まこ雑記帳

北海道札幌市から、なんでもない日々をつらつらと

暑寒別岳を3ヶ月ぶりに振り返る

12月です。師走です。大好きな冬!

札幌は雪景色になり、久しぶりのアイスバーン路面にソロリソロリ。運転、気をつけないと。

 

これまた、過去山行記録。

しかも夏の終わり頃のおはなし。

 

暑寒別岳 暑寒別沢コース

暑寒別岳(しょかんべつだけ)とは、北海道空知総合振興局西部と、留萌振興局東部の3郡4町にまたがる、標高1492mの山。

Wikipediaより


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札幌から暑寒荘までオロロンラインを走ること2時間半。国道231号線のコンビニは深夜閉まっていることが多いので、石狩あたりで買い物を済ませるのをおすすめします。

増毛町のサイトでは登山口までのアクセス等がわかりやすいです。

暑寒別岳 暑寒ルート | 増毛町

 

往復7時間半〜8時間の暑寒別岳は、とにかく熊情報が多い山です。子ども達が小さい頃に雨竜沼湿原まで連れて登ったことがありますが、掘り起こし・ホカホカの糞・唸声で「雨竜沼湿原でこれだもん。暑寒別岳なんて行きたくないな…」と思うほどでした。

しかし、今年は珍しく熊情報も少ない。難しいルートでは無いしチャンスかも!と車を走らせたのでした。


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今回のルート。(箸別 暑寒 雨竜沼の3コースあり)


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暑寒荘スタート

🅿20台くらい停められそう。何よりペーパー付きの水洗トイレ(かなりきれい)があるのはありがたい。


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一合目から佐上台まで眺望悪い樹林帯ですが、たまに「ここまでおいで」と山頂が見える。遠いなー


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標識、とても立派。そして、両サイド視界が悪い。ソロなので熊の気配にアンテナ張ります。


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振り返ると日本海。景色がご褒美なので、どんどん標高を上げていきます。

 


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1225m屏風岩到着 ここまで3時間。だいぶん近づいてきました!

 


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ここから一気に等高線が混んできますが、浮石やロープ場でなかなかのクタクタ。


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足元は緩いし、スリッピーでイライラしてしまいます。イライラはダメダメ。



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分岐 ここまで4時間の間、誰ともすれ違う事無し。このあと山頂手前で朝イチの人達とすれ違いました。


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到着!十勝方面や後志方面とは違う景色が私を囲んでいました。


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羊蹄山


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雨竜沼湿原池塘はだいぶん小さくなっていた。


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湿原の奥に、大雪十勝方面


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焙煎してもらった好みの味のコーヒーと、フランセのレモンケーキも連れてきてよかった!なんて素敵な自分のための時間なんだ。見飽きない景色をしばし堪能して下山です。現実に戻ります…


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アキノキリンソウも可愛い


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シャウエッセンサイズのイモムシがいたので、草むらに逃しました。お礼に来なくていいからね。

無事下山。下りは約3時間。


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参考までに


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帰りは岩尾温泉夕陽荘でスッキリしてきました。


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テラスから眺める海が素敵な温泉。溶けた。

 

長い山行記録になってしまいましたが、それくらい記憶に残るものでした。暑寒別岳を見るたび「登りたいけど登れない山」と眺めるだけだったのが、「あの山頂に立ったぞ」という変化は大きいものです。来年も登れたらいいなと、3ヶ月ぶりに振り返って再度想うのでした。