山登りをするわりに、山に詳しくない。
誰かが登って「素敵!」と思ってから私にでも登れるのか、そこで初めて検索する。
だから白雲岳は泊まらないと(テン泊か小屋泊)登ることができない山って勝手に思っていたから調べたこともなかった。
だいたい、昨年旭岳に初めて登るまで「北海道イチ高い山に私が登るなんて恐れ多い、まだまだ精進せんと挑めません」って思っていたくらいだし。
そんな「テン泊しないと登れないと思っていた白雲岳」に、職場の山好き青年が日帰りで登った話を聞いて(彼は白雲岳に3回位のぼっている)めちゃくちゃ羨ましくて、「まこさん、登れますよ」と言われて追いかけるように計画を立てた。
赤岳〜小泉岳〜白雲岳ピストン
白雲岳 2,230m
表大雪の南端にどっしり座った大きな山。
これから南へなお登山道は続き、白雲岳避難小屋を過ぎると広大な高根ガ原の台地となり、忠別岳(1963m)へ、さらに五色岳(1868m)、化雲岳(かうんだけ 1954m)へと足を延ばすことができる。
山と溪谷オンラインより参照
- 黒岳石室から
- 高原温泉から緑岳経由
- 銀泉台から
ルートは他にもあるかもしれないけど、この3つがメジャーみたい。
私は銀泉台から赤岳〜小泉岳〜白雲岳のあるあるコースで登ってみた話。
国道237号から銀泉台線を約15km。砂利道時々舗装面。夕張岳へ繋がる鹿島林道や雨竜沼ゲートパークまでの林道よりずっと走りやすい。
銀泉台到着。平日なので車は15台ほど(6時20分)。
トイレはここから先、駒草平にある簡易トイレか避難小屋まで無い。ペーパーは持参で。
すごいよなぁ。この地図からみたら今回歩く距離なんてほんの僅かだもの。確かに長い距離ではないけど。
お天気最高!はーじまーるよー!
この週、北海道はあちこち連日真夏日。
チングルマがまだたくさん咲いていた。
長袖脱いだらすぐに日焼けしそうなくらい日差しが強い。アラフィフはリカバリが大変だから迂闊に日焼けなんてできない。もうすでに夫のヒゲメガネに「首が黒い」と言われたし。
駒草平!私が今回見たかった1つが…
たくさんのコマクサ。葉の色も花の色も可愛い。ミンネとかにコマクサのブローチやペンダントトップ売ってないかな。
コマクサを初めて知ったのが、本で見た燕岳。山登りを始めた頃に『燕山荘』の写真と『合戦小屋のスイカ』に『コマクサ』。素敵の大渋滞!
一昨年の美瑛富士で『本物のコマクサ』を初めて見て「北海道にもコマクサあるんだ!」この衝撃。物を知らないから人より感動回数も多い。
渓雪をみてウキウキが止まらないのと同時に滝汗も止まらない。
赤岳は登りきってまだ奥。等高線が混み合うあたり。滝汗なのは赤岳まで。
8時49分赤岳到着。
何岳なのか皆目検討つかんが、とにかく素晴らしい。この先もっと素晴らしいだなんて、そんな事ある?
朝4時にコーンマヨパン食べたきりなので、名寄銘菓『ソフト大福』食べて(瀬戸内レモン味ウマすぎ!)次のピークへ。
後編へ続く(๑•̀д•́๑)キリッ