まこ雑記帳

北海道札幌市から、なんでもない日々をつらつらと

北海道のマッターホルン『芦別岳』

芦別岳は難しい』ってイメージがあって「私レベルが挑戦するなんて!」と地図すら見たことがなかった。

多いな、このパターン。

そしたら私の母親が「芦別岳登ったことあるよ」ってさ。

私の叔母夫婦が道内外あちこち登っていた人達で、その叔母夫婦と一緒に大雪や十勝の山を2〜3年登っていた時期があったのは知っていたけど(母の初登頂は恵庭岳だったらしい)。ちなみに今は全く登らないし、私の山登りを大反対している。

 

芦別

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芦別岳(あしべつだけ)は、北海道・夕張山地のほぼ中央に位置し、富良野市芦別市南富良野町にまたがる標高1,726 mの山。山頂は、富良野市南富良野町との境界にある。日本二百名山、および北海道百名山と北海道の百名山に選定されている。

Wikipediaより

芦別岳は2コース。脚力とテクニックが必要な玄人向けの旧道と、旧道より距離が短くコースも明瞭な新道。その新道でもコースタイム往復8時間半。長い。

 

芦別岳=ヒグマ

これもソロの私には腰が重くなる話。山の中の時間が長ければ、その分熊リスクも高くなるわけで。

 

息子と一緒

そんな折、長男から「日曜日そっち泊まりに行く。連休なんだ。」と。じゃあ山登り行く?と聞いてみたら「行く」とのこと。

暑寒別岳芦別岳かたずねると「どっちでもいいよー」

チャーーーンス!

 

暑寒別岳に登った話はこちら↓

暑寒別岳を3ヶ月ぶりに振り返る - まこ雑記帳

 

登山口は 富良野市山部太陽の里
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芦別岳と言いながら、登山口は富良野。私も今回初めて知った。

登山口は鹿の侵入を防ぐゲートがあるけど、チェーンで引っ掛けるだけのゲートなので簡単に開くし、きちんと閉めましょう。

7時30分スタート!


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呻吟坂 序章。序章って…

始まって早々にもうのろのろのボヤキニスト炸裂。こりゃ家族以外となんて登れない。


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8時56分 見晴台到着

これで充分じゃね?ってくらい十勝岳連峰がよく見えた。


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9時40分 鶯谷到着 

ここでようやく人に会えた。


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素晴らしい景色が見えてくる。旧道はあの尾根を歩くってことなのかな?超人だ。


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10時28分 半面山到着

鶯谷で先に出発した二人組が休憩していた。私達は水分だけとってお先に失礼する。


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熊の沼付近

うんざりしながらも雲峰山にとりかかる。息子からの声がけがなかったらとっくに帰っていたに違いない。


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11時13分 雲峰山到着

ようやく芦別岳の姿を近くで見ることができた。こんなん登れる気がしない、と親子でボヤく。


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景色が広がる。しんどいんだけど先が見たくなる。手を使いながら岩を掴み慎重に。


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12時 芦別岳山頂到着 やったー!


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夕張岳がずっと奥に見える。


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私にでも登ることができた。無理だと思っていたから登りたいなんて言えなかったけど。感無量。


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息子にしたら最高峰。「こんなに高い山初めてだ」って。ひんやりしてきたし、下山しましょう。13時下山開始。


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下山時痛みだした膝をかばいながらだったので、かなりゆっくり降りることに。久しぶりの山登りだったのに無理させてしまった。これは反省しなくちゃならない。16時8分無事下山。


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今回気温が高めだったものの爽やかで風の通りもよく、気温でバテそうになるようなことはなかった。

わかめおにぎり 各2つ+息子カップ

スポーツドリンク 各900ml

水 各600ml+私ナルゲン400ml+二人のお昼用600ml

ドリンクゼリー 各1つ

おやつ 各々 消費したのはこんな感じ。

 

登ってみたかったけど諦めていた芦別岳に登れたのは、息子のおかげ以外にない。以前ならついて登るだけだったのが、先行して地図を見ながら声掛けしてくれたりと安心感のある山登りができた。息子、ありがとう!

また一緒に登れたら嬉しいな。